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2017年度の釧路市の観光客数が約529万人と過去最高に!2018.08.07(火)

釧路市産業振興部は、2018年6月に2017年度における釧路市の観光入込客数を発表しました。発表によると観光客数は約524万人となり、1997年以降統計を記録して以来過去最高となったようです。

釧路を始め阿寒地方は国の観光立国ショーケースに指定されていることもあり、話題性が高まっている他、交通アクセスの改善が観光客数の増加に寄与しているものと思われます。

2017年度の釧路市の観光客数は523万9,429人に


観光客入込客数推移(平成29年度 釧路市観光入込客数 調査結果(概要)を元に筆者作成)

釧路市産業振興部が2018年6月に発表した「平成29年度 釧路市観光入込客数 調査結果(概要)」によると、2017年4月1日から2018年3月31日までの釧路市の観光客数は523万9,429人で、1997年の調査以来過去最高を記録しました。

2016年度の約459万人であることを考えると、前年度より14%程度増加してことになります。

観光客数の内訳を見てみると、道内から観光に訪れた人の数は358万9748人、本州など道外から観光に訪れた人の数は164万9681人となっており、道内から観光に訪れる方が多いことがわかります。

阿寒地域への観光客数が大幅に増加

地域別に訪れた観光客数を見てみると、釧路地域は359万6304人、阿寒地域は163万4738人、音別地域は8387人となり、釧路地域が最も多いことがわかります。

ただ、2016年度と比較すると、釧路地域は前年は約249万で約5%増加であるのに対し、阿寒地域は前年は約109万人で、前年度と比べて約39%の増加となり、伸び率は一番高くなっています。

阿寒地域は、阿寒湖温泉の人気が高くなっていることに加え、アイヌ民族の文化交流や体験など、地域ならではの体験ができることが強みとなっています。2018年6月12日の記事でも紹介していますが、JTBが出資先の企業を通じてアイヌ文化を体験できるツアーを企画するなど、民間の間で体験型の観光プログラムの導入が進んでいること観光客数の増加に寄与していると考えられます。

道東への交通アクセス改善や鉄道、航空会社の施策も寄与

釧路市への観光客数が増加している根本的な要因としては、道東への交通アクセスの改善や、道東へ観光客を呼び込むための施策が増えていることも考えられます。

NEXCO東日本が札幌から道央、道東を結ぶ道東自動車道を釧路市内まで開通させたことで、自動車でのアクセスが向上しました。また、日本航空とJR北海道が、首都圏からの乗客に対して道東の鉄道を乗り放題となるフリーパスを発売、また、2017年9月19日の記事で紹介した通り、LCCの乗客に対してJR北海道がフリーパスを発売をしています。

交通アクセスの改善の他、鉄道や航空各社が道東へアクセスするきっかけづくりを行ったことも大きいと言えます。

さらに、2018年8月1日よりANAホールディングス傘下のLCCピーチ・アビエーションは大阪(関西)から釧路間を結ぶ定期便を就航させるなど、今後は本州からのアクセスも向上し観光客数の流入に期待できそうです。

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