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2018年8月15日で北海道は命名150周年!各地でイベント開催2018.07.31(火)

2018年に、北海道が命名されて150周年を迎えます。北海道は1869年(明治2年)に命名されて以来、現代でも多くの商品などのブランド名に用いられるなど親しまれている地名でありますが、かつでは蝦夷地と呼ばれており、アイヌの方々が多く暮らす土地でありました。

今回の命名150周年を記念して道内各地では、記念イベントを開催しています。

北海道の名付け親「松浦武四郎」

北海道は、元々「蝦夷地」と呼ばれており、アイヌの方々が居住していた地域でした。本州を中心に生活をしていた大和民族は農耕民族であったのに対し、アイヌ民族は狩猟民族で、動物を捉えることで生活をしていました。

アイヌの人々は、本州の東北地方と貿易を通じた交流がありましたが、北海道の調査と開拓が本格的に行われたのは江戸時代頃からと言われています。

北海道の名付け親として知られている松浦武四郎氏(1818年)は、江戸末期から明治にかけて活躍した伊勢国一志郡須川村(三重県松阪市)出身の探検家で、幼い頃から旅への憧れが強く、17歳から本格的に全国を旅を行います。

同氏が本格的に蝦夷地の調査に乗り出したのは1845年で、当時ロシアが蝦夷地の侵略を計画していることを聞きつけ、日本の国家的な危機が迫っていると感じアイヌの方々と交流を深めながら、合計6回の探査を行い、多くの報告書や地図を残しています。

「北加伊道」などの6案から、加伊を「海」にした「北海道」が決定

日本は江戸幕府が崩壊したことで江戸時代が終了し、明治時代となり江戸時代に固めた経済力をテコに欧州の技術などを積極的に活用して近代化の道を進み始めます。

明治政府は蝦夷地の開拓にあたり、松浦武四郎氏はこれまでの探査の実績を買われ明治政府の一員となり開拓しの役人として務めるようになります。

そこで、同氏は、蝦夷地に代わる名称を明治政府へ提案を行いました。名称の案としては、「北加伊道」「日高見道」「海北道」「海島道」「東北道」「千島道」の6案が出されました。最終的には1869(明治2)年8月15日に「北加伊道」の「加伊」を「海」に変えた「北海道」が決定されました。

「加伊」は、アイヌの言葉で「この地で生まれたもの」という意味を持っており、アイヌの方々の思いが込められた地名として現在でも親しまれています。

道内では命名150周年を記念したイベントを各地で開催

北海道が命名されて150周年を向かることから、道内では各地でイベントを開催しています。

三省堂書店札幌店は、命名150周年を記念して、北海道の歴史や文化、自然科学、鉄道関連といった道内に関する書籍を約400店を取り揃えるイベントを開催しています。また、松浦武四郎氏のポスターの販売やご当地ゆるキャラのグッヅなどを7月16日から8月31日まで期間限定で販売します。

北海道キリンビバレッジとポッカサッポロ北海道は、命名150周年を記念して、両者が道内で販売する道内限定の炭酸飲料「キリンガラナ」と「リボンナポリン」のコラボレーションキャンペーンを実施しています。

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