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新千歳空港の旅客数が過去最多に!インバウンドが牽引2017.10.24(火)

北海道の空の玄関口である新千歳空港の旅客数が過去最多の206万4467人になったようです。近年増加傾向にある訪日外国人観光客の利用が増えていることや、国内外から格安航空会社(LCC)の就航など、空の旅が身近なものとなりつつある状況などから旅客数の増加に繋がっていると考えられます。

2017年9月度の旅客数は206万4467人で過去最多

東京航空局新千歳空港事務所が調査した同空港の旅客数は、前年同期に比べ3%増の206万4467人となり過去最多となりました。

内訳として、国内線が182万8242人でとなりました、路線別では茨城からの旅客数最も多く67%増加、続いて関西が8%増、成田が6%増となりました。

国際線は23万6225人となり、一番多いのが中国からの旅客数で3万2406人と69%増加、続いて、香港が2万6907人で49%増、韓国が9万2472人と40%増加しました。特に、中国などアジアを中心とした旅客数の伸びが目立っており、インバウンドが牽引していると言えます。

新千歳空港の年間旅客数は国際線が増加傾向に


新千歳空港旅客数推移(新千歳空港のホームページを元に筆者作成)

新千歳空港は、1963年に千歳空港(現:千歳飛行場)として供給を開始して以降、北海道の玄関口として機能していましたが、当時は滑走路が1本しかなく民間機の混雑が慢性化したことから、24時間離発着が可能な滑走路を2本持つ現在の新千歳空港が1988年に開港しました。

新千歳空港が開港した当初は、新千歳空港のホームページによると、国内線の旅客数は576万1867人、国際線はたったの3,316人で、合計で576万5183人したが、2015年には国内線旅客数は1,834万8794人、国際線は211万2737人となり合計で2046万1531人と大幅に旅客数は増加しています。

2017年3月の発着枠拡大や国内外からのLCC就航など今後も増加傾向は続く

新千歳空港は、近年の訪日外国人観光客の増加を受けて、2016年5月12日の記事で記載していますが、2017年3月から日中の発着枠が1時間あたり42回と大幅に拡大されました。

また、近年ではLCCの就航も増えており、2017年9月7日の記事で記載した、スクートがシンガポールへの直行便を冬季限定で就航させています。また、国内線ではピーチ・アビエーションが2017年9月24日より台北と仙台、福岡線を新規就航させています。

新千歳空港の旅客数増加は、インバウンド需要に応えるべく発着枠の拡大やLCC就航が増えたことも起因していると考えられます。さらに、ピーチは、将来的に新千歳空港と国際線への就航も目指しており、実現すると旅客数の増加に牽引することになりそうです。

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