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JR北海道、LCC利用で道東方面の列車が乗り放題になる「ひがし北海道フリーパス」を販売!2017.01.21(土)

北海道旅客鉄道(JR北海道)は、2017年1月20日より格安航空会社(LCC)の利用者限定で道東の列車が乗り放題になるフリーパス「ひがし北海道フリーパス」を販売することを明らかにしています。

新千歳空港到着便を対象に空港駅限定で販売


http://www.jrhokkaido.co.jp/travel/higashi_hokkaido/peach.html

JR北海道が販売する「ひがし北海道フリーパス」は、新千歳空港到着便のピーチ・アビエーションバニラエアの利用者を対象に、新千歳空港駅限定で2017年3月31日まで販売が行われます。利用期間は2017年1月20日から2017年4月4日までです。

利用可能期間は5日間で、新千歳空港駅もしくは札幌駅、小樽駅から旭川もしくは帯広を経由して釧路、根室まで乗り放題となります。利用可能な列車種別としては普通・急行列車以外にも特急列車も自由席の利用であればフリーパスで乗車することが可能です。指定席を利用する場合は、別途指定席券を購入する必要があります。

LCCと組み合わせても3万円以内で道内旅行が実現可能


ピーチ・アビエーションの機体(大阪府泉佐野市:筆者撮影)

「ひがし北海道フリーパス」は、大人が15,500円、子供が半額の7,750円です。LCCの航空運賃と組み合わせることで3万円以内で、道東方面への旅行が楽しめます。

例えば、成田空港からピーチを利用した場合、ピーチのウェブサイトで調べてみたところ、往復での最安値は現在8,000円前後となっており、同フリーパスと組み合わせると24,000円前後です。閑散期など旅行需要が低い3月頃の平日などを狙えば、お得に北海道旅行が楽しめそうです。

なお、北海道方面のフリーパスとしてはJR東日本が販売している「北海道フリーパス」がありますが、同フリーパスは北海道全土、7日間乗り放題で26,230円です。首都圏などから北海道までの往復の航空運賃は別途必要ですが、道東以外にも道北や道南方面など、くまなく回りたい方にはこちらがおすすめです。

道東方面への誘客に期待

JR北海道が「ひがし北海道フリーパス」を販売することで、お得に道東方面へ旅行ができるようになることから、道東方面への誘客につながることに期待できます。

一方で、道東方面の列車に関しては、2016年の夏に発生した大型台風の影響で一部区間の列車が運休するなどの被害が発生しましたが、2016年12月24日の記事で札幌と釧路間の特急列車の運休を再開しています。しかしながら、運休の影響により利用者が伸び悩んでいる状況もあり、同社としては利用者の底上げに繋げていく狙いがありそうです。

また、北海道開発局は訪日外国人向けにレンタカーを借りた方を対象に道東の観光施設や飲食店等で使えるクーポンを配布をしています。官民が道東への誘客に力を入れ地域活性化への取り組みを始めている状況から、道東地域の経済効果にも注目したいところです。

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