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台湾で北海道の観光プロモーションを展開!道内を訪れる外国人観光客の今後の動向とは?2016.11.04(金)

網走市、帯広市、釧路市の市長が、11月8日から12日にかけて、台湾を訪れ、東北海道地域の観光プロモーションを展開し、国外から北海道への観光客を呼び込むための活動が本格化してきています。

道内を訪れる外国人観光客は年々増加しており、格安航空会社(LCC)が新規就航や道内の宿泊数の増加などに寄与しています。今回は、北海道を訪れる外国人観光客の今後の動向や課題について考えていきます。

網走、帯広、釧路3市が共同で観光誘客

今回、3市が共同でプロモーションを展開することで、広域周遊ルートの売り込みや国際チャーター便など直行便などの就航を後押しし、国外から来道客を増やしていく狙いです。

また、3市の他に、道観光振興機構と各市の観光協会、ホテル関係者などでメンバーを構成して台北市と高雄市の航空会社や旅行会社を訪れて営業活動を行う他、観光セミナーや商談会などを開催し、地方自治体と観光協会、宿泊業を中心に、来道客を増やすための活動が本格的に動き始めています。

道内に宿泊する外国人観光客は46%増加

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北海道内のホテル客室内(筆者撮影)

訪日外国人観光客の数は2013年頃より為替が円安に推移した影響もあり増加傾向にあります。日本政府としては、訪日外国人観光客の目標を2020年までに4000万人、2030年までに6000万人の目標をかかげています。

2016年5月12日の記事で紹介した新千歳空港の発着枠の拡大や2016年10月11日の記事で記載したピーチの道内路線開設の他、北東アジア地域への国際線を就航することも発表しており、本州を経由することなく、国外から北海道への直接アクセスができるなど、観光の利便性を強化し国外からの来道客を増やしていくことに期待できます。

訪日外国人観光客の定番ルートとして東京から東海道新幹線に乗車し、京都や大阪に行く「ゴールデンルート」が一般的ではありますが、地方へ足を運ぶ訪日外国人も増えています。

2016年9月の日本経済新聞電子版の記事によれば、ゴールデンルートでの外国人宿泊数は2015年度は前年度より37%増の3110万人でしたが、それ以外の地域での宿泊数は56%増の3451万人となっており、宿泊数においても逆転している状況です。

地域別に見ると、中部地方では760万人で前年度より59%増加、北海道が541万人で46%増加、九州が504万人の64%増加、沖縄が344万人で55%増加、中国地方で100万人で68%増加、四国地方で36万人で50%増加となっています。

2020年までに道内を訪れる外国人観光客500万人を目標に

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新千歳空港を拠点に新規路線開設を計画するピーチ・アビエーションの機体(大阪府泉佐野市:筆者撮影)

北海道では、道内を訪れる外国人観光客数を2020年までに500万人とし、2016年5月12日に公開した記事で記載した従来の300万人を上回る目標に上方修正を行いました。

格安航空会社(LCC)が台湾や東南アジアなどとの就航が増えたこともあり、中国や台湾、東南アジアなどを中心に来道客が増えています。2015年は190万人で過去最高を記録し、従来の目標値であった300万人超えは容易に達成できそうな勢いで上昇しています。

北海道では、国外からの来道客を増やしていくための課題として、新千歳空港を軸とした道内各地への航空路線や鉄道やバスなどの交通インフラの整備をあげており、観光周遊ルートなどを偏りがちな道央から道内全域に広げていきたいとしています。

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