熱い夏の生活で最も必要な家電といえば、そう『クーラー』
温暖化が進んだ現代では、もはや冷房無しの仕事も暮らしも考えられず、毎年大量の電力が夏季の冷房設備によって消費されています。
しかし、今年から電力量の減少により、電気料金が一気に跳ね上っているため、今年こそはと節電に燃えて居る主婦の方も多いかと思います。
そこで、今回はクーラーを上手に使った節電方法についてまとめてみましたので、是非とも節電にチャレンジしてみてください。
一℃上げるだけで10%の節電?
冷房を使う時には、よく『温度を高めに設定しなさい!』 母親に注意された人もおおいかと思いますが『そんな事で大して電力なんて消費出来ないだろうし…』と、ついつい冷房を強めにしてしまう人も多いかと思います。
所が、この温度設定こそが冷房節電の最大のポイントであり、実はたった1℃でも設定温度を上げれば、それだけで、なんと冷房に使用する電力の内、10%もの削減が可能なのだとか!
つまり、単純計算でいけば、2度あげれば20%、3度上げれば30%になっていく訳であり、これを知った人はまず間違いなく冷房の温度を高めに設定しはじめます。
風向きは平行に
冷房節電のメソッドとして、『部屋を効率良く冷やす』ことがかなり重要なファクターを占めて居ます。
そのためには、風向をなるべく水平に保ち、部屋の上からまんべんなく冷えた空気を満たして行く方法がベスト。
熱いからといって自分の体に風を当て続けていると、それだけで無駄な電力を消費してしまうのです。
昼間はカーテンを閉める
せっかくクーラーを付けて部屋を冷やしているのに、窓から入る直射日光で室温が高められてしまうと、温まった空気を冷やすためにクーラーが頑張りすぎてしまうので、電力がみるみる消費されてしまいます。
それを防ぐためには、なるべく直射日光を室内に入れない事。日中でも出来るだけカーテンを閉めて、日光で室温が上がるのを防いでください。
扇風機を併用して節電
冷たい空気は部屋の下にたまりやすくなるため、冷房を付けていても、足元だけが冷たくなってしまいがちです。
そこで、扇風機をを使って部屋の空気を循環させてあげると、あっという間に底にたまった冷たい空気が上昇して、室温がグーンと下がりはじめます。
また、扇風機の消費電力は冷房に比べれば微々たるものなので、ちいさめの扇風機と冷房を併用すれば、冷房単体よりも遥かにお得です。
スイッチを無暗に切らない
冷房は車と同じで、運転を開始する瞬間が最も多くの電力を消費します。@
そのため、部屋が冷たくなったと感じても、むやみにスイッチを切ってしまうと、普通に冷房を使うよりも電気消費量が高くなる事があるのです。
それを防ぐには、温度調節を上手く行う事が重要。
部屋が冷たくなったと思ったら、すぐさま設定温度を上げてあげれば、無駄な電力を使わずに済むのです。
微風よりも自動モードが得
微風などを使い続ければ節電に繋がると考えている人が多いですが、実は延々と微風を使っていても室温を効率良く保つ事ができないため、不必要な電力を消費してしまいがちです。
しかし、自動運転を使えばいつでも最適な風量を機械が設定してくれるので、微風で運転し続けるよりも効率良く室温を下げれるのです。
まとめ
・室温は1℃でも高く設定
・風向きは水平をキープ
・昼間はカーテンを閉める
・扇風機を併用
・スイッチをむやみに切らない
・風量は自動運転で
以上の事を実施すれば、今年の夏の節電は見事成功するでしょう!