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札幌市がシニア向け就業体験会「60代からの仕事説明会」を実施!2017.09.26(火)

札幌市は60歳以上のシニアの方を対象に就業説明会「60代からの仕事説明会」を市内で開催することを明らかにしています。少子高齢化に伴い、労働力の確保が難しくなる反面、就業ニーズも増えていることから、シニアと企業がマッチングする場を提供します。

60歳以上の方を対象に就業説明会と体験会を実施

今回、札幌市が実施するシニア向け就業説明会「60代からの仕事説明会」は、60歳以上の方を対象に10月18日と19日の2日間にかけて開催します。

開催場所は、北海道立総合体育センター「北海きたえーる」で、コンビニエンスストアや飲食店、食品工場、着物販売店、広告会社、コールセンターなど約58の企業や団体が出展します。

出展企業のブースに立ち寄って、仕事内容の話を聞くだけではなく、実際に会場に用意したレジを使ってレジ打ちの仕事を体験したり、パソコンを使って書類作成を行うなど、一部ではあるものの就業体験ができるのも大きなポイントとなっています。

シニア向けに就業説明会を開催するのは全国自治体では初めての事例となり、今後もシニア層の就業需要が増える中、同様の取り組みが全国の自治体で広がりそうです。

札幌市内の4割以上が人手不足を感じる

シニア層の活躍を求めている背景には、札幌市内の4割以上の企業が人手不足を感じているという事情があります。

近年では少子高齢化により、生産年齢が減っていることから、人での確保が今後ますます厳しくなることが予想されます。また、日本全体の経済も穏やかに回復傾向にあることから人手を確保する必要性が高まっています。

厚生労働省が発表した全国のハローワークにおいて1人あたり何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、2017年7月は1.52倍となっており、1974年2月の1.53%以来高水準を記録しています。

シニア層でも就業のニーズが増える

シニア層でも定年後も仕事を引き続き行いたいと考える方も増えています。札幌市内に在住している65歳から74歳の方を対象にヒアリングしたところ4人に1人が「仕事をしたい」と考えているとしています。

就労意欲が高まっている背景としては、生活のために仕方なく働かざる得ないという場合の他、健康状態が良好であり次のステップとして踏み出したいと考えているなど、人生へのやりがいを求めている方も増えていることも考えられそうです。

2017年2月6日付けの日本経済新聞の記事によると「2016年の65歳以上就業者(総務省労働力調査)は767万人に上り、この10年で257万人も増えた。」としています。ただ、札幌市では65歳以上で働いている人の割合は14.8%と全国平均21.3%と比べて低い状況となっています。

シニア層の就業ニーズを取り込むべく、市と企業が一体となり、就業体験会などを通じてシニアと企業をマッチングする取り組みが不可欠となりそうです。

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