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札幌市内にコアワーキングスペースの新設が広がる!ベンチャー企業育成に期待2017.03.14(火)

札幌市内において、コアワーキングスペースの新設が広がっています。オフィスの供給不足や起業家などがベンチャー企業を設立する動きが広がっていることから、安価な賃料でオフィスを構えたいというニーズに合わせ、多彩なコアワーキングスペースが相次いでオープンしています。

安価に利用できるコアワーキングスペースの活用が広がればベンチャー企業の育成にもつながり、大きな経済効果にも期待できそうです。

コアワーキングスペースとは?

コアワーキングスペースとは、日本語で表現すると「共用オフィス」と呼ばれ、通常のオフィスとは異なり、執務室や会議室、打ち合わせスペースなどを入居者と共用で使い、独立した仕事を行えるオフィスのことです。

一般的なオフィスでは、それぞれ決められた区間を借りることになり、他の入居者とはオフィスビルの一部の設備を除き、執務室や会議室などは入居者で専用として利用できます。

コアワーキングスペースでは、共用とし使えることから、賃料におけるコスト削減ができることから、起業家などがベンチャー企業の事業拠点として使用する他、フリーランスなど個人事業主などがオフィスとして使用する方も増えています。また、独立して働くことはできるものの、入居者同士での交流なども行われるなどコミュニティの形成にも一役買っています。

札幌のオフィス不足によりコアワーキングスペースの需要が増加

コアワーキングスペースが増えている背景としては、起業家などがベンチャー企業を設立していることに加え、札幌市内のオフィス不足があげられます。

2017年3月10日付の日本経済新聞電子版の記事によれば、札幌市内のオフィス空室率は3.59%となっており、東京を含む全国7主要都市の中で最も低いとしています。

2016年12月13日の記事で記載したましたが、2030年の北海道新幹線全線開通に向けて不動産開発が急ピッチで進んでいる札幌ですが、今までは、北海道経済の先行き懸念から不動産開発が停滞していたこともあり、オフィスビルの供給自体も停滞していたことも理由として考えられます。

この様な背景から、コアワーキングスペースはオフィス不足の受け皿として利用が拡大することに期待できます。

カフェ併設や3Dプリンタ貸出などユニークなコアワーキングスペースも登場!

現在新設が相次いでいるコアワーキングスペースですが、単純にオフィスとしての機能を提供するだけではなく、カフェを併設したり、3Dプリンタなど設備の貸出など付加価値をつけたコアワーキングスペースも増えています。

日本語学校運営している「北海道グローバルリンクス(北海道札幌市)」は、同社の学校に併設する形でコアワーキングスペース「カンテ」を新設し、バリスタが入れたコーヒーが楽しめるカフェを併設しています。

また、シェアデザイン(北海道札幌市)が運営している「ものづくりオフィスSHARE」では、ものづくりに必要な設備の貸出を行う他、予約を行えば24時間利用可能なことから、将来的に起業を目指す会社員が仕事を終わった後に利用するといったニーズにも応えています。

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