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2030年の北海道新幹線延伸を目指して札幌駅周辺で再開発が進む2016.12.13(Tue)

札幌市は、2030年の北海道新幹線札幌延伸を目指して、札幌駅周辺の再開発を進めています。北海道新幹線が札幌に延伸となれば、北海道のターミナル駅としての役割が更に高まっていくことから、札幌市としては交通結節機能の強化を行い、各交通機関との接続や空港や他都市とのアクセス強化を目指します。

札幌駅東口に高層ビルを建設。賃貸オフィスやホテルを誘致

JR札幌駅東口の北5西1地区(札幌エスタ東側)の市有地に高層ビルを建設し、商業施設の他、賃貸オフィスや高級ホテルを誘致する方針を札幌市が明らかにしています。

既に、JR札幌駅と連結している「JRタワー」と合わせてツインビルにする方針で、札幌の新たなシンボルにしていきたいとしています。

高層ビルの建設に合わせて、創成川通の車道上に歩行者用デッキなどを建設し、駅から徒歩でのアクセスする際の利便性を向上させる他、札幌エスタのバスターミナルとの機能強化を図ります。

札幌駅南口の旧西武百貨店跡地にヨドバシカメラが複合ビルを建設


札幌駅南口全景。東急百貨店と北洋銀行の間にヨドバシが複合ビルを建設予定(筆者撮影)

家電量販店のヨドバシカメラは、2009年に閉店した旧西武百貨店の土地と建物を2011年1月に約85億円で取得し、解体して新たに自社店舗と外部テナントを誘致した複合ビルを建設する予定です。

ヨドバシカメラは、当初は自社店舗と外部テナントを入居させた商業ビルを単独で開発して2013年に開業する予定でしたが、東日本大震災などの影響で開発の着手の目処が立たなくなったことや、アベノミクスによる景気回復もあり外国人観光客の増加など環境が変化したことから、ホテルを新たに誘致する方針を明らかにしており、家電等の小売だけではなくテナントを誘致することで不動産収入を強化する狙いもありそうです。

また、開発にも当初は単独で商業ビルの建設の意向を示していましたが、北海道新幹線の延伸など札幌市が駅周辺の再開発に乗り出しかとこから、今回の再開発も市と連携することで、市と一体となった街づくりに加わることになります。

札幌駅北口北8西1地区に医療福祉施設などを備えた高層住宅を建設


札幌駅北口全景。合同庁舎の東側に高層住宅が建設予定(筆者撮影)

札幌駅北口でも再開発の予定がされています。札幌市は、合同庁舎の東側の北8西1地区に、商業施設や医療福祉施設を併設した高層住宅を建設する方針を明らかにしています。

現在の北8西1地区は、地権者との兼ね合いから再開発が行われず、古い木造住宅や空き地化した駐車場などで土地の利活用が進んでない状況であることや、木造住宅が密集していることから火災など防災上の問題を抱えていました。

今回、新たに建設される高層住宅は地下1階から地上50階で、高層部には共同住宅が約600戸、低層階には医療・福祉施設、商業施設が入る予定です。

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