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北海道にはリピーター観光客が多い理由2015.12.16(水)

北海道商工会議所連合会が2015年10月から11月にかけて実施した観光客アンケート調査結果から北海道を訪れる観光客にはリピーターが多いことが明らかになりました。調査結果より北海道にリピーターが多い理由と今後の展望をお伝えします。

本州から近く気軽にアクセス可能な函館が人気

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北海道商工会議所連合会は2015年10月にJR大宮駅、11月にJR東京駅の構内でアンケート調査を実施しました。この結果、回答者の8割以上が北海道への旅行経験があり、また、北海道への再訪希望も8割を超えるなど、旅行先としての北海道の人気が根強いことが明らかとなっています。
 
加えて、北海道への旅行回数が3回以上の回答者が5割を超えており、リピーター観光客が多いことがわかりました。
 
訪問希望地は、男女ともに本州から地理的に近く気軽にアクセスできることから函館が1位となりました。2位以下は、男女差があり、男性では札幌と知床、女性には富良野と美瑛が人気のようです。2016年3月の新幹線開業も迫る中、函館の人気は今後も高まっていきそうです。

時間と予算をかけてゆっくりと観光が可能

北海道への旅行日数で最も多かったのは3泊4日でしたが、これ以上の日数を回答した方も3割以上あるなど、比較的時間をかけて道内を回ろうとする観光客が多いようです。
 
訪問希望地も、滞在日数が延びるにしたがって、函館や札幌といった都市部だけではなく、富良野や美瑛、知床、阿寒、摩周、屈斜路湖などにも広がっています。また、地域性や季節感のある特別なグルメに期待している観光客が多く、北海道旅行の希望予算は1人当たり平均で 74,223 円という結果となりました。
 
北海道は土地が広大ということもあり、時間と予算をかけてゆっくりと観光したいというニーズにマッチすることも十分に考えられます。

北海道庁では滞在型観光の促進を進める

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2015年11月9日に北海道庁は「北海道外国人観光客来訪促進計画」と「北海道観光のくにづくり行動計画」の改定素案を発表しました。平成25年度に策定した当時は、外国人の来道者数「平成29年度120万人以上」とする目標指標を掲げていましたが、近年の外国人来道者数の急増を受け、外国人の来道者数の目標指標を中心に見直しを行いました。
 
新計画では、外国人の来道者目標を平成30年度300万人に改定を行い、北海道観光のくにづくり行動計画では観光客が特定の地域に偏る傾向を是正することを目的に、滞在型観光の促進のための広域観光ルートの開発を掲げています。
 
北海道商工会議所連合会のアンケート調査結果より明らかになっている通り、旅行日数が増えるほど、函館や札幌以外の地域への観光客も増える傾向にあります。滞在型観光を促進することにより、道内の多くの地域で観光需要の増加が期待できます。

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