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第71回さっぽろ雪まつりが31日から開幕!雪不足で規模は前年に比べやや縮小2020.02.04(火)

札幌市で毎年恒例のさっぽろ雪まつりが開幕します。今年は71回目となりますが、今年は気温がやや高めであったことから雪の量が不足するなど、前年に比べやや規模を縮小して実施することとなりましたが、開催期間が例年より長めとなり、長期間より多くの方が楽しめる催しとなりそうです。

第71回さっぽろ雪まつり2020年1月31日より開催


さっぽろ雪まつり大通会場(出典:一般社団法人札幌観光協会)

2020年の第71回さっぽろ雪まつりは、2020年1月31日から2月11日までの期間と12日間にかけて開催となります。これまで、1週間程度の開催となっていましたが、今年は開催期間を長めとなります。

今年の冬は温暖であったことから、雪の量が不足しており、前年と比べ、規模をやや縮小しての開催となります。つどーむ広場における、雪のアトラクションにおいて、アトラクションの数がやや減少しています。

さっぽろ雪まつりは毎年約200万人が訪れるイベントでありますが、今年は雪不足でやや規模を縮小する代わりに、開催期間を長くすることで、より多くの方が楽しめる機会を増やすようにしています。

会場は大通会場とすすきの会場、つどーむ会場で開催

今年のさっぽろ雪まつりも例年通り、札幌市中心部の大通公園拠点とした約1.5キロメートルに渡る「大通会場」と、札幌市の繁華街であるすすきのを中心とした「すすきの会場」、札幌市のスポーツ交流施設であるつどーむ会場の3会場で実施します。

大通会場とすすきの会場は2020年2月4日から2月11日まで、つどーむ会場は2020年1月31日から2月11日までの開催となります。

大通会場


さっぽろ雪まつり大通会場(出典:一般社団法人札幌観光協会)

さっぽろ雪まつりの見どころは、大雪像ですが、今年は、アイヌの天地創成神話の一つである「アイヌラックル伝」サザエさん一家、サラブレッド、ワルシャワ宮殿などが登場します。

また、今年はアイヌの伝統文化をテーマとした展示も多数あり、食や演奏、関連グッツの販売などアイヌ文化を体験することができます。さらに、北海道の食を楽しむことも可能で、ラーメンの他、海鮮料理、ジンギスカン、豚丼、ザンギなど北海道の冬の味覚を楽しめます。

1丁目のJ:COM広場では毎年恒例のスケートリンクを楽しむことができます。

すすきの会場


さっぽろ雪まつりすすきの会場(出典:一般社団法人札幌観光協会)

すすきの会場では、南4条から南7条までの通りに60基ものの氷像を展示します。すすきの会場では氷を題材にした展示が中心となります。また、氷像に触れることができるものもありますので実際に触ったりして楽しむこともできます。

つどーむ会場


さっぽろ雪まつりつどーむ会場(出典:一般社団法人札幌観光協会)

つどーむ会場では、雪を活用して作成したアトラクションが楽しめます。雪で作られた巨大な滑り台やスノーラフティング、チューブスライダーなど子供から大人まで誰でも楽しむことができます。

今年は雪不足のため、チューブスライダーは規模が縮小され、例年は長さ100メートルですが、今年は70メートルとなりますが、つどーむ会場では、開催期間を例年に比べ長めに確保することで、よろ多くの方が都合に合わせて楽しめる工夫をしています。

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