新居を購入予定のカップルの場合、部屋の間取りを決める実権を握っているのはほぼ女性です。
なぜなら、男性は家に対する要望といえば庭のあり無しや、ガレージの大きさ、勤務先への通いやすさといった比較的おおざっぱな要望ばかりある傾向にあります。
しかし女性の場合は主婦として家が仕事場になるので、家の造りの細かな所まで要望があります。
そこで今回は部屋選びに五月蠅い女性をターゲットした部屋作りのコツをまとめてみました。
女性が求める5つのポイント
部屋の造りにこだわりのある女性が気にするポイントは次の五つです。
■セキュリティ
■収納スペース
■ お風呂
■キッチン
■トイレ
個の中で最も重要視されるのはセキュリティ面の問題でしょう。
周辺の治安からはじまり、ドアチェーンの有無、鍵の強度、窓の造りなどを大変気にするので、このあたりを適当にしていると女性客が居付かなくなってしまいます。
女性に好かれる部屋を作るには?
女性にす帰る部屋を作る為には、まずは呼び込む女性のターゲットをはっきりと決めておく事が大切です。
例えば20代の女性であれば、室内のデザインを自由に帰れ、自分の好みでオシャレに出来る部屋や、クローゼットにも拘りをもち、衣類を美しく収納できるようにセットすると良いでしょう。
続いて、30代の主婦をターゲットにした場合には、キッチンを広くとり、作業をしやすくしたり、掃除がしやすい間取りにしたりすると良いでしょう。
また、女性は外観が汚いだけで住みたいと思わないため、築年数の古い建物であっても、見栄えだけは綺麗にしておかなければいけません。
女性の暮らし方に変化が?
かつて、女性は家、男は外と言われていましたが、居間では独身女性のキャリアウーマンも増えており、その暮らし方もかつてとは明らかに変化してきました。
たとえば仕事を生きがいにしている女性にとっては、男性同様、部屋はただ帰って寝るだけの場所。出来る事なら家事はしたくありませんし、疲れているので掃除に手間がかかることも嫌います。
そういった女性は、とにかく広い部屋よりも、自分で使い勝手の良い広さを求めますし、転勤などで引っ越す事もあるでしょうから、比較的安価は賃貸住宅を求めたりします。
しかし、安価な賃貸住宅は築年数が経ち過ぎたせいで、外観がかなり古びてしまっていたり、室内も手入れがあまく、内観も悪い部屋が多いです。
そのため、セキュリティや内観、外観が優れたマンスリータイプに入ったり、平均よりも高めの賃貸住宅に入らなくてならない女性もかなり居ます。
まとめ
女性に好かれる部屋を作るためには、ターゲットとなる女性をはっきりと決め、それに合わせた部屋づくりをしなければなりません。
また、ターゲットとなる女性も、かつてより格段に増えており、ニーズの幅はさらに広くなっていくことが予想されます。
しかし、やはり女性はセキュリティ、部屋の内観、建物の外観へのこだわりは変わりませんから、この辺りのポイントだけはしっかりと押さえておくと良いかもしれませんね。
その他には、カップル専用の部屋も最近人気なようで、二人で使える台所や、洗面台、二人で入れる浴槽などを設置することで、カップルの入居を促しているといいます。
たしかに、今までは独身者向けかファミリー向けぐらいしかありませんでしたから、カップル向けの部屋というのも今の時代に合った良いアイディアですよね。
女性に好かれる部屋作りをすれば、それだけ利益もあがる可能性も高まるので、
是非ともチャレンジしてみてください。