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ペットと一緒に暮らすための部屋探しの方法2015.04.15(水)

ペット専門の保険会社が行ったアンケート調査の結果によれば、動物と暮らして居ない人のおよそ80%もの人々が、今後動物と一緒に暮らしていきたいという調査結果がでました。
しかし、不動産物件においてはまだまだペットはNGな物件が多いので、ペットを飼いたくても得ない人がおおいはず。
そこで、今回はペットと楽しく暮らせる住まいを探すための方法についてまとめてみました。

ペット物件は二種類ある?

実は、良く知られている『ペット可物件』以外にも、ペットに関係する物件の名前があります。
その名も「ペット共生型物件」

この物件は、建物の設計の段階からすでにペットがそこで暮らしやすいよう考えて作られた物件の事で、通常のペット可能物件とは違い、部屋の作りや設備などに、ペットのための様々な配慮が加えられている事が特徴です。HIRA88_nihikisorottesc20140809134818500-thumb-1406x800-5901

このような物件には、犬用のフェンス(ドッグフェンス)をはじめ、ドッグラン、備え付けのペット専用トイレや、猫ちゃんが遊ぶためのキャットタワーなどがある他、
中にはドッグランやトリミングルームまで備え付けている場所もあります。
また、室内の壁や床も、ペットが爪をといだりしても良い材質になっていたり、ドアにペット専用の出入り口が設けられていたりと、かなりの至れり尽せり状態です。

ペットに向いている住まいとは?

ペットに向いている住まいを探すには、まずは今いるペットや、将来飼いたいペットによって探し方を変えなければなりません。

・猫ちゃん
マンションで買われているペットで断トツの1位は、やはり猫ちゃんでしょう。SSK_minatabokkowosururetoribar500-thumb-750x500-1459
散歩の必要が無いので、マンション外の環境はさほど気にならないので、ワンちゃんよりは幅広い物件に対応できます。
ただ、爪とぎなどで壁紙や床がボロボロになりやすかったり、室内で運動できないとストレスが溜まりやすくなるので、有る程度の広さがあって、なおかつ壁紙などを簡単に交換できるような部屋がお勧めです。

・ワンちゃん
ワンちゃんは室内の環境もですが、周辺の環境がかなり重要になる生き物です。
近くに散歩が出来る公園があることが望ましいので、街中で歩行者が多い繁華街などではあまり飼わない方が良いかもしれません。

また、住まいについては、とにかく防音性が高い物件がお勧めです。
ワンチャンはとにかく飼い主に対しても来客に対しても吠える事でコミュニケーションを取るので、防音性が高くないと近隣とのトラブルになってしまいます。

また、近隣への配慮もあるため、マンションなどでは小型犬か中型件までしか許可していない所もありますから、ペットの種類によってはアウトとなる可能性もあるので、入居する前には事前に確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでみると、ペットと一緒に住む為には、実は色々とクリアしなければならない課題が多い事がわかりましたね。
お勧めの物件としては、課題をクリアする必要の少ないペット共生型物件ですが、まだまだ物件数も少なく、人気も高いので簡単には入れないでしょう。
また、ペット可物件では近隣トラブルに注意しなくてはなりません。隣人も同じようにペットを飼っていることは殆どないので、犬の鳴き声があまりに五月蠅いと、それだけで大きなストレスを与えてしまう事になります。

また、マンションなどではペットが脱走すると大騒ぎになるので、くれぐれも脱走にだけは注意しないと、ペットが飼えなくなってしまう可能性もあります。
楽しいペットとの暮らしを満喫するためにも、自分にあった住まいを探してみましょう。

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