最近人気のシェアハウスですが、当然ながら様々な問題店もあります。
そこで、今回はこれからシェアハウスへの入居を考えて居る人のためにも、シェアハウス生活で起きる良くあるトラブルについてご説明いたしますので、入居の前にはこれらのトラブルを減らすよう心がけておきましょう
台所問題
シェアハウスでの発生率№1ともいえるのが、台所に関する問題です。
シェアハウスでは自分達で食事を作るのが基本なのですが、当然この台所も皆でシェアする事になります。
しかし、シェアハウスの住人の中には料理を作れない人が居たり、料理はできても後片付けが出来ないひと、もしくはその両方が出来ない人が居ます。
最近は女子でも料理が出来ないのが当たり前という風潮ですから、台所掃除なんてさらに出来ません。
また、台所が大きな問題となるのは、生ゴミなどが発生する場所だけに、シェアしている住人の衛生上の問題が起きやすくなるので注意が必要。
シェアハウスに住んだら、料理や後かたずけを他人任せにせず、出来るだけ台所仕事を覚えるよう努めて人間力をアップさせましょう。
掃除問題
台所の問題でもありましたが、シェアしている人間同士の衛生問題に関する価値観の違いは、かなり大きな衝突を生む事になります。
例えば、あなたが綺麗だと思っている掃除の仕方であっても、おなじシェアハウスに住むBさんは汚いと考えている場合があります。
特に風呂、トイレ、リビングなどの共用部分の掃除は勤めて綺麗にしておかないと、様々な人達の生活上のストレスの原因となってしまいます。
ここも一つ勉強だと思って、シェアハウスに住む人達全員が率先して清掃をしていくと良いでしょうね。
騒音問題
シェアハウスは大抵しきりが薄く、隣室の音がだだ漏れ状態になってしまいます。
このような状態で、大音量の音楽をスピーカーで聞いてしまえば、当然隣の住人からクレームが入る事でしょう。
また、住人の中にはいびきがうるさい人もいますし、生活習慣の違いから夜間に活動する人も居ます。
このような事から、神経質で騒音などが大の苦手!と言う人は、シェアハウスに住む事を考えなおした方が良いでしょう。
物の管理が難しい
シェアハウスでは冷蔵庫や洗濯機、風呂場にリビングなど、寝室以外のほぼ全ての場所が共用の空間となっているので、よく物を取りちがえることが多くなってしまいます。
とくに食べ物は頻繁にトラブルが起きる代表例で、冷蔵庫にいれてあったプリンが無くなる、飲み物が無くなるなど、まるで兄弟げんかのような問題が発生します。
これをなくすために、食べ物には自分の名前を書くなどの対策を取るシェアハウスもありますが、さすがに病院や学校でもあるいましと、いちいち名前を書く事をいやがって無視する人も多いいいます。
また、リビングなどにうっかり物を置いておくと、掃除の時に捨てられてしまったり、間違って誰かが持って行ってしまう事もあるので、大切なものは自分のスペースに常に片づけておくようにしなければなりません。
順番待ち
洗濯機や風呂場が一つしかない所がおおいので、洗濯をしたい時にできなかったり、風呂に入りたい時に入れないといった問題もあります。
さすがにこの辺りは我慢するしかないので、大きなトラブルになる事は無いでしょうが、自分のペースじゃないと生きていけないタイプの人はここで大きなストレスが発生するでしょう。
恋愛関係のいざこざ
シェアハウスならではのトラブルが恋愛関係のいざこざ。
シェアハウスに入居して、そこに住む男性に手あたり次第にアプローチを掛ける女性の話を以前聞いた事がありますが、こういう人が1人居るだけでその他の人の人間関係まで崩れがちになってしまいます。
しかし恋愛じたいは禁止されている訳でもありませんから、それも程々にして仲良く生活してもらいたいものですね。
それでもやっぱり最高?
ここまで色々とトラブルの例を書いてきましたが、ここで改めて思ったのは、シェアハウスに住む醍醐味とは、実はこれら全てのトラブルを体験する事にあるのでは無いかとい一つの結論でした。
たしかに、人間が1人で生活したいという理由は、多くのトラブルから逃れて、完全に安息できる場所を求めて居るからですが、シェアハウスはそもそもそれとはまるで別の発想から生まれた生活スタイルですから、人間関係にまつわるトラブルは当然増えます。
しかし、それによって学べたり、得られるものも多いですし、なにより家族のような仲間を得られる環境は、日本ではシェアハウス以外にはまずあり得ないでしょう。
人間関係の気薄さが加速度的に増していく昨今だけに、シェアハウスの価値とは意外とこういう所にあったりするのかもしれませんね。