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中古マンションを購入する場合のチェックポイント1(お金編)2013.08.21(水)

中古マンションを購入しようとする場合、誰でも良い物件を安く購入したいと願うものです。
 今回は、あまり一般に知られていない、その良い物件の見極めの方というかチェックポイントについてお伝えしたいと思います。

 皆さんがマンション等の不動産を購入しようとする場合、どこをチェックしますか。物件の間取り等の物理的な状況は当然として、まず価格に目が行くでしょう。
 その物件の価格で購入をしたい、したくないという大きな選択をまずされるのではないかと思われます。しかしその表示価格のそばに小さく、マンションの管理費や修繕積立金、駐車場使用料等、マンションを購入した後に毎月かかる費用についてよく目を通して下さい。

 管理費は、日常のマンションの維持や管理にかかるお金であり、修繕積立金は5年に1度、あるいは10年に一度というように計画的に修繕工事を行う際に取り崩す工事の費用分です。これらの管理を行うのは、マンションの管理組合ですが、この管理組合の資金(財源)は、大きくこの二つから成り立っています。
 分かりやすく家計に例えるならば、管理組合という一つの団体にとって、管理費は、お財布にあたり、修繕積立金は貯金と考えることができます。
 管理費会計は多くのマンションの日常の維持・管理に充てられますので、必要金額分が設定されていると考えるのが普通の考えですが、問題となるのは修繕積立金(貯金)です。

 というもの、多くのマンションでは、竣工時にマンションを売りやすくするため、分譲業者が修繕積立金を安く設定しています。分譲後のマンションの管理は、管理組合や管理会社が主導的な役割を果たすことになりますが、この動きが活発でないと、修繕積立金の金額が低いままに据え置かれ、工事が必要であるにも関わらず、修繕積立金が十分に貯まっておらず、必要な工事費を捻出できないという事態が発生することになるのです。

 修繕積立金は、家計に例えるならば貯金に相当すると書きました。
 すなわちマンションを購入しようとする場合、この貯金(修繕積立金)が管理組合にしっかり蓄えられているかどうかの確認を行うことは重要なチェックポイントであると言えます。

 物件価格ばかりに気を取られていて、このチェックを疎かにしてしまい、物件を購入した後で、工事費が足りませんので、1住戸あたり100万円を徴収しますなど言われる事態に陥りかねないので、注意が必要です。

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