一戸建てを計画する際に欠かせないのが「長持ちすること」と「室内で過ごす時の快適さ」があげられますが、これらを左右するのが「断熱手法」です。
今回は、家を長く快適な住まいにするための断熱手法についての詳細と選定ポイントをご紹介します。
「外断熱手法」と「内断熱手法」
室内環境を快適に保つために家の壁に「断熱材」が用いられていますが、「外断熱手法」と「内断熱手法」の2つがあります。
「外断熱手法」は、柱や梁、土台の屋外側に断熱材を用いる手法です。屋外側に断熱材を用いることで熱損失を少なくし、気密性を確保しやすく、結露がおきにくいのが特徴です。水筒の「魔法瓶」に近いイメージです。
「内断熱手法」は、日本で立てられる住宅に多く用いられており、室内側から断熱をする手法です。外断熱に比べると施工が簡単なため工事費が安いメリットがありますが、結露が起きやすかったり、気密性は外断熱に比べると悪い特徴があります。
工事費用と省エネルギー性能のバランスを考慮する
日本では、高温多湿であるため、「外断熱手法」を取り入れることが快適な住まいづくりを行うポイントです。さらに、九州地方や沖縄など、湿度が高い地域であれば、外断熱により湿気から保護してくれるため、室内の湿度上昇を防ぎ梅雨の時期でも快適に過ごすことができるでしょう。
ただし、「外断熱」を取り入れることにより、どうしても工事費用が割高になってしまいますが、断熱の性能が高いためエネルギー消費量が低く抑えることができます。
外断熱住宅に力を入れている、「イザットハウス」では平成25年に改正された「省エネルギー基準」を満たしており、断熱性と気密性だけではなく、省エネルギー性にも優れており、月々のコストを抑えることができます。そのため、トータルで考えると決して割高とはいえません。トータルバランスをしっかりと考慮する必要があります。
地震が多い日本では耐震性能も重要
地震が多い日本では、耐震性能も大変重要なポイントです。
日本における住宅では、揺れにたいして力で建物の揺れを抑える「耐震技術」と揺れを吸収する「制震技術」が使われています。しかしながら、地震に備えていても、建物の構造物が劣化してしまうとその技術も意味がなくなります。
日本では湿気が多いため、構造物の劣化が早いデメリットがありますが、外断熱であれば、構造物が保護されるため家が傷みにくく長持ちでき、耐震性能に対しても効果を持続します。
「イザットハウス」では、基礎部分に耐久性が高い基礎ベタを採用することで、地表や外気からの湿気から保護し、土台部分の木造を劣化させない工夫を取り入れています。
一戸建てをご検討中の方で、外断熱住宅についてもっと詳細を知りたい方は、イザットハウスのホームページより、資料請求ができる他や無料メールセミナーにて、快適性や住みやすさに関する様々な情報が入手できますので、この機会にご検討してみるのも良いでしょう。