HOME > > 北海道へ移住をご検討中の方必見、北海道で暮らす場合はエアコンは必要?
北海道へ移住をご検討中の方必見、北海道で暮らす場合はエアコンは必要?2020.08.04(火)

北海道は夏場は涼しく、冬場は寒いという特徴があります。地方ぐらしなどで北海道で暮らしたいと考える方も多いですが、エアコンは必要なのか気になる方も多いようです。今回は北海道でエアコンは必要なのか考えてみます。

北海道のエアコン普及率は30%程度

北海道は夏場は涼しく、冬場は寒いという気候的な特徴があります。本州地域ほど夏場は暑くならない日も多いため、エアコンを使わないという家庭も多いと聞きます。

実際に北海道におけるエアコンの普及率を調べてみると、総務省統計局が行った全国消費実態調査によると、北海道のエアコンの普及率は30%となっています。一方で、全国の平均を見ると87%となっており、北海道は全国に比べても低めであることがわかります。

北海道は、本州とは異なり、梅雨によって蒸し暑い日が少ないことや、2020年7月28日に記載している通り、札幌において東京に比べ気温は低いことから、多くの方がエアコンがなくても問題ないと感じていることがわかります。

北海道での生活はエアコンはあってもなくても良い

北海道で暮らしたいと考えている場合、エアコンの取り付けをどうするか考える方も多いですが、北海道も広いため、地域にもよりますが、夏場は本州と比べると気温が低いため、少し暑くても扇風機程度で凌ぐことも可能です。

また、冬になると、石油ストーブなどのほうが効率よく暖房が可能になることからエアコンを活用する機会もさほど多くないのが現状です。

ただし、北海道は、全体的に湿度が高めであるのが特徴です。近年では夏場おいて札幌でも30度を超える日も観測されるようになっており、蒸し暑く感じる日もあります。そのため、気温が高くなる日のことを考えてエアコンを設置しておくのも良いでしょう。

一方、冬場については湿度が低く乾燥する東京とは異なり、湿度が高い状況であるため気温が低くてもある程度防寒対策をしておけば、問題なく生活ができます。

エアコンを設置する倍は寒冷地仕様がおすすめ

北海道でエアコンを使う場合、夏場の暑さ対策のみで頻繁に使わないという場合は通常のエアコンでも問題ないでしょう。一方で、冬場に使う場合、通常のエアコンでは、暖房効果が低くなります。特に、温かい空気は上の方に滞留する特徴があり、床に近い部分は、寒く感じることもしばしばあります。

そのため、北海道で冬も暖房として使いたいと検討している場合は、寒冷地仕様のエアコンがおすすめです。寒冷地仕様は室外気温が氷点下になった場合でも効率よく暖房効果を高めるように作られています。

また、室外機の設置についても注意が必要です。北海道は雪が多く積り、室外機が雪に埋もれてしまうことも考えられます。そのため、防雪柵やカバーなどを利用することも重要です。

関連記事