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カルビーが北海道で「じゃかりこ」を増産へ!2016.08.30(火)

カルビー株式会社(東京都千代田区)は、北海道で人気スナック菓子である「じゃがりこ」の生産を1割増やすことを明らかにしています。10代の女性を中心に人気が上昇していることから、販路と客層を広げていくことで売上を増やしていく方針です。

コンビニ限定商品をスーパーへ販路拡大

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じゃがりこL商品サイト:http://www.calbee.co.jp/shohinkensaku/product/?p=20120924153557

カルビーの人気スナック菓子「じゃがりこ」は、若い方の間で人気が高まっていることを背景に、コンビニエンスストア限定で販売していたLサイズの「サラダ」と「チーズ」の2品目について、スーパーマーケットへの販路拡大をしていきます。

「じゃがりこ」のLサイズは、元々のメーンターゲットとして「女子中高生」としていたことから、中高生が良く利用するコンビニエンスストアを中心とした販売拠点とし、カップサイズを採用することで、鞄の中にいれて持ち運びやすることで、小腹が空いた時にいつでも気軽に食べてもらえるような商品開発を行い、このコンセプトが売れ行きに寄与しています。

今回の販路拡大に伴う増産で、2016年に販売する商品数を昨年の4割に増やし、商品を充実させ、販路を広げることで、さらなる客層を拡大していきたいとしています。

「じゃがりこ」の売上は5年で1.4倍に!

カルビーにおける売上高でじゃがりこが占める割合は15%前後を占めています。2015年度の「じゃがりこ」の売上高は350億円で、2010年度に比べると過去5年で1.4倍に増えています。

特に、じゃかりこの購入層は、同社で扱っているスナック菓子の中でもメーンターゲットとしている10代女性の購入比率が高くなっています。

今後は、スーパーマーケットなどの販路拡大に加え、「ハローウィン」や「バレンタインデー」といったお菓子の需要が高まる時期に合わせた限定商品を投入していく方針も掲げており、後述する、じゃがりこ専用工場により時期ごとの需要にあわせた生産体制を整えていくとのことです。

士幌町に「じゃがりこ」専用工場を建設

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じゃがいも畑(出典:ぱくたそ)

カルビーは「じゃがりこ」の増産に伴い、士幌町に「じゃがりこ」専用工場を約50億円を投じて建設します。「じゃがりこ」の生産は、カルビーポテト帯広工場(北海道帯広市)など5工場6ラインで生産していましたが、士幌工場が加わることで6工場7ラインとなり生産能力を拡大します。

カルビーはJA士幌町に、主力商品であった「ポテトチップス」の生産を委託していましたが、この程、ポテトチップスの生産は自社工場がある千歳工場(北海道千歳市)に集約しています。今後も売上が拡大する「じゃがりこ」の生産を委託することにより、生産量を増やすだけではなく、生産の効率化を進めていきます。

「じゃがりこ」専用工場の稼働により雇用が増えることが期待できる他、北海道産のじゃがいもの仕入れが増えるなど、カルビーのじゃがいもを使ったスナック菓子の売れ行きが伸びれば、間接的に北海道の農産業への活性化につながることも期待できそうです。

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