北海道電力は都市ガスが自由化されたことで2020年10月1日より都市ガス事業を開始します。都市ガスは「ほくでんガス」の名称でサービス展開を行い、北海道ガスの一般的な料金に比べて5％程度安く利用可能となっています。今回は「ほくでんガス」のサービス内容と料金を詳しく紹介します。
都市ガス販売自由化に伴い北海道電力がガス事業に参入
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北海道電力は、都市ガスの家庭向け供給販売事業の自由化に伴い、2020年10月1日より都市ガス事業「ほくでんガス」を開始します。
これまでの都市ガスの供給はガス会社が一貫して供給をしていましたが、2017年4月より都市ガスの家庭向けの供給が自由化されたことで、これまでガスを扱っていなかった事業者でも販売供給の事業に参入できるようになりました。
北海道では、これまで北海道ガスが都市ガス供給事業者として中心的な役割を担っていましたが、今回の自由化で北海道電力の他、いちたかガスワン（札幌市）の２社が参入することになります。
2016年4月より電力の供給も自由化されましたが、その影響で競合が激しくなっており、北海道電力としてもガス自由化によるガス参入で電力とセットにした料金プランを出すなどお得さを追求したサービスを提供することになります。
ガス供給地域は札幌市と小樽市、石狩市、北広島市、千歳市、恵庭市
ほくでんガスの供給地域は、札幌市と小樽市、石狩市、北広島市、千歳市（泉沢地区以外）と恵庭市の6市です。
また、ほくでんガスに切り替える場合は、北海道ガスの都市ガス（集合住宅の方も利用可能）を利用している方が対象となります。また、切り替えに伴う工事も不要で、インターネットや電話で簡単に申し込むことができます。北海道ガスへの解約手続きは、北海道電力で代行を行いますので、利用者側からの手続きは不要です。
一方で、LPガスを利用している場合は、都市ガスと供給形態が異なりますので、変更ができませんので注意が必要です。都市ガスに切り替える場合は、LPガスから都市ガスへ切り替えるための工事が必要になります。
ガスとくパックで電気とセットで年間約6,000円もお得に！
北海道電力が2020年10月より提供開始するガスの料金プランとして、北海道電力の電気を利用されている方向けのセットプランとして「ガスとくパック」を提供します。
ガスとくパックは、北海道電力の電気と一緒に利用することで、ガスの使用量に関わらず毎月の料金が北海道ガスの一般的な料金に比べてガス料金5％お得になる料金プランです。
さらに、北海道電力の従量電灯Bを利用の方であれば「エネとくポイントプラン」をあわせて利用でき、毎月の電気料金が110円安くなるほか、電気料金200円につき1ポイント付与されます。
ガスとくパックとエネとくポイントプランをあわせて利用すると、北海道電力の従量電灯Bと北海道ガスの一般的な料金プランを両方利用する場合と比べて年間約6,000円安くなります。
サービス開始記念として12月31日まで5ヶ月分ガス基本料金が無料！
北海道電力がほくでんガスを2020年10月より開始することを記念して、2020年12月31日までの申し込みで、ガスの基本料金が5ヶ月間無料となるキャンペーンを実施します。
北海道電力のエネとくポイントプラン、エネとくSプラン、エネとくMプラン、エネとくLプラン、エネとくシーズンプラス、Web・eプラスのいずれかのプランを1年以上契約が必要となります。
ほくでんガスの詳細は同社ホームページをご覧ください。
