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2019年度北海道自治体別ふるさと納税受け入れ額ランキングを発表!2020.08.19(水)

2019年の北海道内における自治体別のふるさと納税受け入れ額が明らかになりました。道全体では660億4700万円となり、自治体別では紋別市が77億3769万円と首位となりました。道内の自治体別ふるさと納税のランキングを詳しく紹介します。

北海道全体のふるさと納税受け入れ額は660億4700万円!

2019年度の北海道全体のふるさと納税の受け入れ額は660億4700万円となりました。2018年度の比べると受け入れ額は31%増加しました。

ふるさと納税は、地方を応援するために、希望する自治体に納税(寄付)する制度です。同制度を利用することで寄付金と引き換えに自治体の特産品といった返礼品が受けられると同時に、翌年の所得税に対して、納税分が控除することができます。

北海道では、海産物が多くとれる道東の自治体への受け入れ額が増えています。1位は紋別市、2位は白糠町、3位は根室市、4位は八雲市、5位は稚内市、6位は千歳市、7位は森町、8位は上士幌町、9位は網走市、10位は旭川市となりました。

首位の紋別市の受け入れ額は77億3769万円でホタテやカニの返礼品が人気

2019年度の道内受け入れ額で首位といなった紋別市は、受け入れ金額として77億3769万円となりました。受け入れ件数としては44万8803件となります。

紋別市は前回は5位でしたが、2019年度は受け入れ額が3.6倍となり、地元の事業者と連携してカニやホタテを中心とした返礼品を多く提供することで、人気が上昇しました。

2位の白糠町の受け入れ額は67億3338万円!いくらの返礼品が人気

2019年度の道内受け入れ額2位となった白糠町の受け入れ金額は67億3338万円となりました。受け入れ件数としては46万533件となりました。

2019年度の受け入れ金額は昨年の2.1倍となりました。いくらを中心とした返礼品の人気が高く、返礼品の品数を増やした他、ふるさと納税サイトの記載媒体数を増やすなど営業活動を強化したことが、今回の受け入れ額の増加に寄与したと言えそうです。

3位の根室市の受け入れ額は65億8910万円!催し開催で固定客確保

2019年度の道内受け入れ額が3位となった根室市は、受け入れ額が65億8910万円となりました。受け入れ件数としては、41万3575件となりました。

昨年の2位から僅かに後退しましたが、根室市はふるさと納税の寄付を行なう固定客が多いことが強みとなっています。固定客を確保する取り組みとしては、都内などを中心に市主催の催し物を開催することで、食や観光を宣伝を行い、対面での交流を行っています

返礼品としては、いくらやホタテといった海産物を中心とした返礼品を多く取り揃えるなど、毎年寄付してくれる方に楽しみにしてもらえる工夫も取り入れています。

千歳市の受け入れ額は16億6748万円!前回の45位から6位に急上昇

2019年度の道内受け入れ額が6位となった千歳市は、2018年度のランキングは45位でありましたが、今年は一気に急上昇しました。受け入れ額は16億6748万円で、受け入れ件数としては6万9,641件となりました。

2019年度は、営業を強化し、ふるさと納税サイトへの記載媒体数を6サイト増やした他、返礼品については、市内に工場があるカルビーやキリンビールと提携するなどして、独自の返礼品を豊富に取り揃えることで魅力を上げることで、寄付件数を増やしました。

また、ビール好きとしては嬉しい、キリンビールが毎月届くプランを新設することで、他の自治体にはない、返礼サービスも人気が急上昇した秘訣であると言えそうです。

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