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企業価値向上への取り組みを進める道内金融機関の業務状況2015.12.29(火)

企業の価値向上と経済の持続的成長と地方創生に貢献する金融業の実現として、金融機関が取引先企業の事業性評価に基づく融資や経営診断や助言等のコンサルティング機能を向上させています。
 
前回ご紹介した「日本航空と北海道庁が包括連携協定を締結」し民間企業による地域経済活性化に向けた支援に加え、道内金融機関による地方公共団体との連携やビジネスマッチング等、企業価値向上への取り組みが行われています。今回は具体的に道内における金融機関の企業価値向上への取り組みを紹介します。

北広島市と連携し地域経済活性化にとりくむ北洋銀行

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北洋銀行では、地域の面的再生支援、資金需要の掘り起こしのために道内の各地方公共団体との連携協定を積極的に結んでいます。
 
2015年11月には北広島市と地方創生に関する包括連携協定を締結しました。同協定では、北広島市・北洋銀行が持つそれぞれのノウハウを活かして、地域経済の活性化、観光産業の振興、まちづくりの活性化等の分野で様々な施策を具現化していく方針です。
 
北洋銀行が発表した「地域密着型金融の取り組み状況」によると、2016年3月の北海道新幹線開業に向けて「青函産業振興室」を中心に「食と観光」を組み合わせたサポートを行っていきます。更に、道内企業へのクラウドファンディング利用も積極的に推し進めて行くなど、独自の支援も特徴的です。

多彩な企業ニーズに合わせた支援メニューが豊富な北海道銀行

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北海道銀行では、企業のニーズに合わせて、「モノづくりコンサルティング」、「マーケティングコンサル」、「事業承継」、「M&A」と多彩な支援メニューが用意され、きめ細かな支援を実施していることが大きな特徴です。
 
平成27年度の金融業務における重点項目として、「顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮」を掲げており、創業・販路の拡大・事業承継といった「企業のライフステージ」に合った支援メニューを紹介していく方針です。
 
コンサルティング業務に加え、海外展開支援にも積極的に取り組んでいます。ウラジオストク駐在員事務所を活用して極東ロシアを含むユーラシア大陸へのビジネス展開支援業務の他、ユジノサハリンスク駐在員事務所と連携して極東ロシアへの事業拠点進出支援業務を行っています。
 
2015年11月には、日本の地方銀行として初めてインドネシアの民間最大手銀行の「バンクセントラルアジア」と業務協力覚書を締結しています。成長著しいインドネシアでのビジネス展開を目指す顧客企業を応援していくためのものであり、北海道銀行の支援を利用して、道内企業が世界へのビジネス展開が更に加速化することが期待できます。

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