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札幌証券取引所が2018年3月期決算を集計、合計純利益は25%増加!2018.05.15(火)

札幌証券取引所(札証)は、上場している全企業の2018年3月期の決算を集計を行いました。本則市場とアンビシャス市場の12社の合計純利益は158億1600万円となり、前年同期比25.2%増加となりました。

2018年5月19日付けの日本経済新聞朝刊では国内上場企業の純利益は35%増加したと報じており、国内でも着実に稼ぐ力がついてきている中、札証上場企業においても稼ぐ力が定着していることが伺えます。

札証上場企業の売上高は9.5%増加、純利益は25%増加

札証が2018年5月16日に公開した、札証上場企業の決算集計によると、売上高は5538億9500万円で前年同期比9.5%増加、経常利益は227億100万円で前年同期比21.1%増加、最終的に手元に残る純利益が158億1600万円となり、前年同期比25.2%の増加となりました。

特に、純利益の増加に寄与したのが、ヘルスケア分野で、ほくやく・竹山ホールディングスやRIZAPグループ(旧:健康コーポレーション)の純利益の増加が目立ちました。

一方で、製造業や運輸業では人手不足や燃料、原材料費の高騰による影響で減益が目立ちました。

ほくやく・竹山ホールディングス、純利益118.5%増加!

医薬品と医療機器の販売、調剤薬局事業を展開しているほくやく・竹山ホールディングス(証券コード:3055)は、2018年3月期の決算発表で、売上高が2277億8800万円、経常利益が35億200万円、純利益が21億5900万円となりました。

売上高は、医療機器販売の新規案件が減少した影響により、前年同期比0.4%減少したものの、調剤薬局事業や介護事業が収益に貢献しており、新規店舗や事業所の開店の他、労務費のコスト削減などによって、純利益は前年同期に比べ118.5%増加したとしています。

RIZAPグループ、純利益20.5%増加

美容事業と健康事業、アパレル事業を展開しているRIZAPグループ(証券コード:2928)は、2018年3月期は、売上高が1362億100万円、経常利益が120億4700万円、純利益が92億5000万円となりました。

パーソナルトレーニングサービスを展開しているRIZAP株式会社による収益向上が貢献し、既存店舗における大型化を進めると共に、トレーナーの稼働率を高めるなど、1店舗あたりの収益力の向上を図った他、利用者に月額29,800円で提供する健康維持プログラムが好調であることから、利用者からの固定収入が増えていることも寄与したとしています。

このようにRIZAPグループ全体の事業が好調に推移した結果、売上高は前年同期比42.9%増加、経常利益は25.4%増加、純利益は20.5%増加となりました。

北海道中央バス純利益33.7%減少、日糧製パン純利益59.5%減少

ヘルスケア分野における事業が好調である反面、人手不足や燃料、原材料費の高騰などの影響で運輸業や製造業では純利益が減少した企業も目立ちました。

北海道中央バス(証券コード:9085)は、売上高は392億9800万と前年同期比0.8%増加、純利益は8億9900万円となり、前年同期比33.7%減少となりました。

日糧製パン(証券コード:2218)は、売上高が174億300万円で前年同期比1.3%減少、純利益は9800万円で前年同期比59.5%減少したとしています。人手不足や原材料費の高騰以外にも、老朽化した建物の解体費用などを特別損失に計上したことも影響しています。

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