マンションを売ろうと思った時、やっぱり高く買ってもらうために色々な不動産屋さんを調べますよね。
そんな時、恐らく次の2種類の買い方で選べるでしょう。
■マンション仲介業者
マンションの売り手と買い手の間を仲介することで、よりスムーズに不動産を売る手伝いをするのが不動産仲介業者です。
日本の殆どの不動産屋さんが仲介によって収益を得ており、その仲介料は10%程と言われています。
■買い取り業者
不動産屋さんが直接不動産を買い取る方法です。
直接買い取るので、短期間で不動産を売却できるのがメリット。
しかし、あまりこのようなサービスを行っている不動産屋さんは多くありません。
■仲介業者のメリット
マンションを仲介してもらえるメリットは、とにかく高い値段でマンションを売却できることです。
例えば、1000万円で購入したマンションを、同額の1000万円で売る事や、リフォームを行ってさらに高い金額で売りに出す事も可能です。
また、もっと高い値段でもそのマンションを欲しいという買い手もいるので、人気の条件が整えばさらに高い値段で売り出すことも可能です。
■直接買い取りのメリット
直接買い取りのメリットはとにかく早く物件を処理できる点です。
例えば、老後で管理が難しくなり、はやく不動産を処分したい人には直接買い取りですぐにお金に換えてしまった方が良いでしょう。
また、金銭的に困窮している場合も査定結果ですぐにお金が支払われる直接買い取りは大変助かるものかもしれません。
■仲介業者のデメリット
仲介業者のデメリットは売れるまでにかなりの期間を要することです。
仲介業者との契約は基本的には3カ月での更新となるので、はじめはおよそ3カ月ほどの間に売れると考えた方が良いでしょう。
ただ、3カ月が過ぎて契約を更新する場合は、値段を下げたり条件を変更しなければならなくなる事が殆どです。
ただ、マンションを高く売ろうと思えば、値下げをせずに粘り続けることで高く売ることもできるかもしれません。
■直接買い取りのデメリット
直接買い取りのデメリットは、マンションの売り値が下がりやすいことです。
直接買い取りの場合、業者が買い取ったマンションをリフォームし、さらに売り出すことによって利益を得なければならないので、大抵は買値の半額ほどで買い取る場合がおおいかもしれません。
ただ、やはり直接買い取りはマンションを売るための営業活動をする必要がないので、すぐにマンションを売りたい人にとってはありがたい業者かもしれません。
■どちらが高く買い取ってくれる?
マンションをできるだけ高い値段で売りたい場合は、やはり不動産業者に仲介を頼み、売り手側で値段設定が出来るほうが有利だといえます。
直接買い取りとなると、どうしても業者側の言い値で買い取ってもらうしかないので値段が落ちやすいので、やはり価格面では仲介業者が圧倒的に有利でしょう。
ただ、すぐにお金が欲しいとなれば、やはり買い取り業者の頼んだほうが良いでしょう。仲介業者よりは取り戻せるお金は少ないかもしれませんが、面倒な資産運用をせずにすむのは、高齢者の方などにはありがたいかもしれません。
■まとめ
仲介業者も買い取り業者も、どちらもともにメリットとデメリットがります。
双方の特性をよく理解し、自分にあったマンションの売り方を選ぶ必要があります。