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道内金融機関各社が新型コロナ影響による無利子融資を開始!5月連休中も窓口開設2020.05.05(火)

道内の金融機関各社が新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で売上が減少した事業者に対して、無利子、無担保での融資サービスの受付を開始しました。5月の大型連休中でも窓口を開設するなど、相談しやすくすることで事業者を支援し道内経済の再建に貢献します。

道内の金融機関各社が無利子・無担保融資を開始

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本政府が外出自粛を呼びかける中、飲食業や小売業、宿泊業などを中心に休業を実施するなどの影響で、売上が減少し事業継続が厳しい状況になっている事態を受けて、道内の金融機関各社が無利子、無担保での融資サービスを開始します。

これまでは、無利子無担保での融資は日本政策金融公庫が引き受けていましたが、相談が殺到するなど負担大きくなったことから、民間の金融機関でも無利子無担保融資を開始しました。特に、地方銀行などは、事業者の財務状況を把握している場合も多く、迅速な融資につながるといった利点がありそうです。

事業者は金融機関から資金を調達する場合は、利息の負担が必要になるほか、万が一に備えて担保が求められますが、今回利子を北海道が負担することで利用者の利子負担をなくし、事業者が資金を調達しやすることで、事業再建を後押し道内経済の発展に貢献します。

北洋銀行は133支店で無利子融資の受付を開始

北洋銀行は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う無利子融資の受付を、全体の8割にあたる133支店で受付を開始しています。

5月の大型連休中も休日相談窓口を開設し、9時から15時までの間、相談の受付を行います。来店時は混雑が予想されるため、予め支店に問い合わせの上、利用して頂きたいとしています。

もともと、同行は2020年1月に中国で新型コロナウイルスの感染拡大時に訪日外国人観光客が減少した際に、所定の利率で新型肺炎緊急対応融資を提供していました。受付は2020年9月30日となっていますが、今回は国内でも感染拡大が広がり自粛が余儀なくされたことから、無利子での融資に踏み切りました。

休日相談窓口が利用可能な対象支店や電話番号については、北洋銀行のホームページをご確認ください。

北海道銀行は31支店で休日相談窓口を開設

ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北海道銀行は、道内31支店で休日相談窓口を開設し、無利子融資に関する相談を受付します。また、窓口以外にも専用の電話相談窓口も開設しています。

休日相談窓口は、支店によって営業日が異なっており、2日から6日まで利用可能な支店は、本店と旭川支店、函館支店、釧路支店、帯広支店、北見支店、苫小牧支店の7支店となり、時間は9時から15時までとなります。それ以外の支店では、5月4日までとなり、5日と6日はお休みになりますので注意が必要です。

また、電話窓口についても9時から15時となっており、電話番号は0120-113-135もしくは、0120-003-1620120-702-002となります。

休日相談窓口が利用可能な支店や電話番号については、北海道銀行のホームページをご確認ください。

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