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北海道の訪日外国人観光客が地震発生以降回復傾向に!2018.12.11(火)

北海道に観光目的で訪れる訪日外国人観光客の客足が戻りつつあるようです。2018年9月に発生した地震の影響により、道内への観光を自粛する方が増えるなど、観光産業のみならず道内経済への影響を懸念がありましたが、道や公共団体、企業が一体となって、観光客を呼び戻すキャンペーンを実施したことなどが効果として現れてきているようです。

ふっこう割実施で10月の宿泊者数は57万人に

道では、地震発生以降、観光客の客足が遠のいたことによる経済への影響を最小限に抑えるべく、2018年10月16日に当サイトにて詳細を記載したふっこう割と称して、道に向かう交通費の割引や宿泊費の割引、インフルエンサーを起用した情報発信を行うなどして、客足を呼び戻す施策を行いました。

札幌市によると、地震が発生した9月における道内宿泊者数は前年同期比28%減少の43万人と大きく減少しましたが、翌月の10月はキャンペーンの施策を投入したことで、前年同期比13%減の57万人まで持ち直しました。

ふっこう割におけるキャンペーンでは、秋の行楽シーズンと重なったこともあり旅行商品が売り切れるなど人気が高い状況となりました。

地方では地震の影響は軽微にとどまる

2018年9月に発生した地震の影響で、2018年9月19日に記載したとおり、宿泊のキャンセルなどによる地震による観光被害額は292億円に上ることが明らかにされました。

今回の地震では道内全域が停電する「ブラックアウト」と呼ばれる現象が生じたことから、震源地以外の地方都市においてもその影響はわずかに出ましたが、全体ととしては軽微に留まりました。

函館市では、2018年4月から9月における観光客数は前年同期に比べ3.9%現象の325万1,000人となったことを明らかにしています。停電の影響があったものの、外国人宿泊者数については約22万人と過去最高になったとしています。

釧路市では、同期間における観光客数は前年同期比0.9%増の307万6774人となったことを明らかにしています。地震の影響で宿泊者数が0.9%減少したものの、地震発生前に外国人宿泊者数が約6万5000人と3.4%増えたことで全体としての数としては大きな変動はなかったとしています。

引き続き集客に向けた取り組みや客足回復に期待

9月の地震で全体的に観光産業をはじめ経済が一時的に落ち込んだものの、多くの方々の支援や取り組みにより急速に回復しつつあることがわかります。

道では引き続き、キャンペーンの実施により集客を続けていくほか、JR北海道の鉄道収支の改善も合わせてクリスマスイブの24日に復興を記念した観光列車「復興クリスマストレイン」を富良野から稚内間走行することを明らかにしています。車内や途中停車駅でプレゼントやキャンドルのサービスを提供するなど、さらなる復興に寄与するイベントとして注目されています。

今後も、順調に観光客の客足の動向にも着目していきたいところです。

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