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廃止前に一度は乗りたい!寝台特急、北斗星【2015年3月廃止予定】2014.12.08(月)

「北斗星」来年3月廃止に!

寝台特急「北斗星」が来年3月廃止の報道が出ました。年々少なくなっているブルートレインですが、この北斗星の廃止で完全に姿を消すことになります。
寝台特急「北斗星」は、青函トンネルが開業した1988年に運行を開始しました。東京と北海道を乗り換えなしの直通で運行するのは初となる列車で、片道16時間かけて走ります。個室中心の車両は料金も安くないですし、一晩かけて旅をするのはとてもリッチですが、ブルートレイン全盛の時代はチケットも取りにくかったようです。
 

北斗星ってどんな車両なの?

北斗星の客室は、
ロイヤル(A寝台1人個室)・・・ビデオ、トイレ、洗面台、テーブルに椅子など充実の設備を配置し、夢の最高級個室。
ツインデラックス(A寝台2人用個室)・・・上下2段式のベッド、テーブルに椅子が設置。
デュエット(B個室2人用)・・・ベッドが二つ、並列に配置。
ソロ(B個室・1人用)・・・シングルベッドが配置。
2段客車(B寝台・1人用)・・・上下二段式のベッドが2組向かいあって配置され、仕切りはカーテンのみ。
 

その他の車両として、
ロビー車・・・ソファが配置され、自由に利用可能。
食堂車・・・今ではとても貴重な食堂車。フランス料理のコースか、懐石料理から選ぶ。
というなんとも贅沢な作りになっています。
廃止の理由の一つとして車両の老朽化が挙げられていますが、確かにカシオペアのようなさらに上をゆく豪華列車と比べてしまうと見劣りがしてしまうかもしれません。しかし、一時代を担った古き良き昭和を感じることができます。
 

廃止前に乗ってみよう!

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北斗星が廃止になるまで、あと数か月です。まだ乗ったことの無い方、最後に乗ってみたい方、今ならまだ間に合います!
B寝台で良ければ、週末でも十分空席があるようです。こちらで確認できます
しかし、ロイヤルとなると話が違います。ロイヤルは1列車に4室しかなく、プラチナチケットになっているのです。廃止が決定した今、ますますチケットは取りづらいかもしれませんが、ここはひとつ、リッチにロイヤルのチケットを狙ってみてはいかがでしょうか・・・。

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