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ITを活用した不動産仲介「ほっとハウス」の先進的な取り組みを紹介2016.09.09(金)

ほっとハウス(札幌市中央区)は、ITを使った画期的な賃貸紹介サービスや相談サービスを行っていることで近年注目を集めています。

ITを活用することで、遠方の方が部屋探しを行う際に、実店舗に足を運ばなくても部屋探しができるなど、入居希望者は空き時間を有効に活用して部屋探しができる特徴があり、不動産業界の先進的な事例であると言えます。

ライブ中継による部屋見学ができる!

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ITを活用した部屋探しで画期的なサービスとしては、インターネットによるライブ中継を活用して、賃貸住宅における部屋の様子や街並みなど周囲の様子などを確認できる「ライブシステム」です。

入居希望者は、ライブシステム専用のフリーダイヤルもしくはURLより、見学希望日時を予約をし、見学当日有効なIDを発行します。見学日当日は、このIDを利用してライブシステムにログインを行い、入居希望者と不動産営業担当とテレビ電話でつないだ状態で、部屋見学ができます。

仕事の転勤などで遠方から賃貸住宅を探す場合、引越前に現地に足を運ぶ必要があるなど、時間と現地に行くための交通費などが必要でした。このライブ中継を利用することで、仕事が忙しく見学の時間が取れない場合や急な転勤で急遽部屋探しが必要になった場合など、インターネットからスキマ時間を利用して部屋探しができるなど利便性が高まります。

無人賃貸紹介サービス「ヘヤミル」

ほっとハウスでは、コンビニ感覚で部屋探しに関する相談や部屋に関する悩みを相談できる「ヘヤミル」をファクトリー店で提供しています。

店頭に設置されている、コンピューター端末の指示に従って操作することでカスタマーセンターとテレビ電話を通じて気軽に相談できます。不動産営業員と話すほど本格的に検討はしてないが、漠然と賃貸の住み替えを検討しているといった場合に気軽に利用できそうです。

移動型不動産店舗「ミセクル」

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移動型不動産店舗サービス「ミセクル」は、専用の車内に設置されているモニターで実店舗と中継をつなぎテレビ電話でスタッフと打ち合わせを行いながら、見学したい物件へ移動しながら部屋探しができるサービスも提供しています。通常であれば、実店舗に足を運び、スタッフと見学したい物件について打ち合わせを行った後に、移動して見学する流れになりますが、移動と打ち合わせが同時に行えます。

この様に、ITを活用した画期的な部屋案内を行うことで、人気が高まってきており、2016年5月期の売上高は8億6000万円を達成しています。ITを活用した部屋探しサービスが広がることで、UターンやIターン、地方移住希望者にとっては、遠方からの部屋探しが容易になり、道内の移住を促進する効果もありそうです。

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