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確認しておこう!雪道で転ばない歩き方!2014.12.20(土)

雪道での転倒事故が増えています

先週は、爆弾低気圧が道内各地に暴風雪をもたらしましたが、みなさま無事に過ごされましたでしょうか。
これからの季節、雪道を歩くことが多いと思います。転倒しない自信はありますか?雪道には慣れているから平気?いえいえ、慣れているはずの札幌でさえ、転倒による救急搬送数は増加傾向にあるのです。
転倒事故の多い場所は、駅周辺などの繁華街です。年齢層が高いほど事故が多く、また怪我の程度も重くなっています。
 

雪道では、歩幅を小さく、足裏全体を地面につけて歩く

53146100014慣れているつもりでも、何かに気をとられていたり、急いでいたりすると、気がついたときにはつるっと転んでしまいます。雪道での歩き方をもう一度、確認しておきましょう。
 
歩幅を小さくする
足を高く上げる必要のないように、ペンギンのように歩幅を小さく、そろそろと歩きます。
歩幅が小さければ重心の移動が少なくてすみます。
 
足の裏全体を地面につける
重心を気持ち前に置き、かかとに重心がかからないように、足の裏全体を地面につけます。真上からしっかりと、雪を踏みしめて歩きましょう。
 
以上の2点に気をつけながら、焦らずゆっくりと、一定のスピードを保つのが理想的です。
また、冬靴を履くことも大事です。ビジネス用の冬靴や、おしゃれなブーツなど、たくさんの種類が靴屋さんに並んでいます。靴底の滑り止めをさらに強力にするための着脱式バンドや、靴底に貼り付けるタイプのものも売られています。
 

滑りやすい場所はどこ?

a0001_015596_m滑りやすくなっている場所はどこでしょうか。
 
お店などの入口
お店などの床は、雪がなくても濡れて滑りやすくなっています。
横断歩道
車や多くの人が通る横断歩道は、雪が踏み固められてつるつるになっていることが多いです。地下鉄の出入り口付近、バスやタクシーの停留所も同じことが言えます。
車の出入り口に面した歩道
お店の駐車場やガソリンスタンドなどに面した歩道は、車で踏み固められ、つるつるになっています。傾斜があることもあります。
ロードヒーティングの切れ目
ロードヒーティングのある所からない所に出るときは、急に滑りやすくなります。
 
以上のような場所では特に注意が必要です。

今週は再び猛烈な低気圧が来るようです。歩くときはくれぐれも気をつけましょう。

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